ペダルのオーバーホール(PD-A600分解編) [メンテナンス]
GTR4カスタムの時代から所有するロードバイクにはビンディングペダルを使用していますが、何気にかなりの距離を走ってきているのにも関わらず、メンテナンスの類は一切やっていません(^_^;)
それもそのはず。シマノのペダルはメンテナンスフリーで高性能を維持し続けてくれます。
LOOKやTIMEのペダルは若干耐久性が低い代わりにペダル軸のベアリングが良く、くるくると回転してくれるようです。回転があまり良くないのはシマノ製のお約束でしょうかね…。
「回転が渋いから」ということではなくて、今回メンテナンスフリーなのにオーバーホールをやったのはちゃんとした理由があるんです。
それは…?


GTR4号,KEBEL号と2代に渡って使っているペダル『PD-A600』
・ペダル軸の汚れがなんとも気になる(^_^;)
PD-A800をクランクに固定するネジをグリスアップしようと思ったところ黒くなったグリスがはみ出していることに気づきました。
とても見た目は汚らしくてさすがに放置というわけにはいかなくなりました(^_^;)

うへ~黒ずんでいる~(*_*)
き、きたない。ペダル内部に塗り込めてあるグリスが劣化して軸周辺からはみ出してきています(^_^;)本来であればただのグリスアップで終了の予定でしたが、ペダル全体のオーバーホールを実施することにしたわけです。いやはや大変だぞぉ~(・_・;)
・ペダルのオーバーホール
現在使用中のペダルはロード用SPDの『PD-A600』(アルテグラグレード)です。MTB用SPDと違い、片面のみのキャッチ機構で"点"というよりは"面"で踏んでいる感じがします。
もっともSPD-SLやLOOK Keoに比べるとガタがありますので、少なからずこれらよりはパワーロスをしているのではないでしょうか…。
さて、ペダルの分解方法ですがPD-A600での方法を紹介していきます。今回挙げるペダル以外は分解方法が異なると思いますのでご注意くださいね。
おそらくPD-A600と同じ軸の構造をしているPD-6700-Cも同様の分解方法でOKのような気がします。が、オーバーホールは自己責任でお願いします(^_^;)
まずは軸を抜くためにロックナットを外す必要があります。

↑これ
調べてみるとどうやら17mmスパナが必要だそうですが、当然持ち合わせていませんのでモンキーレンチでやっちゃいます(笑)
ちなみに右ペダルは逆ネジ,左ペダルは正ネジになってますので注意しましょう。モンキーレンチでロックナットを挟んでペダルをひねるとだんだんと緩んできます。最初に2,3回転は軽く、その後渋くなります(^_^;)さらにくるくる回し続けるとようやく軸を外すことができますよ~(^^)

ある程度回せば素手でもできます
軸とペダルに分解したらお次は軸を完全に分解します。いや~ドキドキ(笑)

軸を分解していきます
軸のベアリングは2個のナット(7mmと10mm?)によって固定されておりこいつを取り外す必要があります。
自転車工具入れには5mmのスパナしかないので例によって今回もモンキーレンチで強引にやります(^_^;)

こんな感じに固定して一気に(笑)
軸がくるくる回転しないようにアーレンキー(8mm)を差し込んで固定し、7mmナットに合わせてモンキーレンチで挟みひねるようにしてナットを緩めます。7mmナットを取り外したら同様の手順で10mmも取り外します。
2つのナットを外すと、シマノのハブでおなじみの球体の金属が出てきます。。。

12個あります
ボールはもう片面にもあります。

黒ずんだグリスにまみれて登場

分解するとこれだけのパーツになります
球体の金属は片面12個,両面24個あります。小さな玉なので紛失しないように気をつけましょう。小さすぎて代用品を用意するにはかなり困難と思われます。

上下合わせて24個
ここまで分解したあとはクリーニングをしてもとの状態に戻すだけです。

これの内部も黒ずんだグリスがたっぷり(*_*)
さてさて各パーツ類がキレイになったら難関な玉当たり調整ありの組立作業です。
まずは金属ボールがはまっていた円柱から始めて行きましょう。

これに片側12個の金属をくっつけていきます
この円柱にグリスをたっぷり塗ってその上に金属ボールを載せていく感じです。グリスはおなじみのDURA-ACEグリスを使いました(^^)

やはりコレです(^^)

たっぷり塗って~
グリスにはいろいろな種類があるのでDURAグリスが正解ということはありません。ただ、金属ボールを"固定"するために粘性が高めのグリスが最適と思われます。あまり粘度が低いグリスだとボールを保持できずポロポロ落ちてしまうので、ある程度粘度があるグリスを使うのが良いと思います。いろいろ試してみてください(^^)
この時、裏面(ボールを入れるところ)にもグリスをあらかじめ塗布しておくと後々の作業がラクになります。

12個グリスの上に敷き詰めます
ボールをグリスを塗った円柱に載せる際にピンセットを使っても良いですが、今回はグリスを塗った時に使った綿棒を再利用しました。くっつきますし(^^)

軸を差し込みながら10mmナットで固定しましょう
ナットで固定するときにあらかじめナットで金属ボールにフタをし、その後に軸を差し込んでひっくり返して手で回し入れる方が良いでしょう。

仮止め程度で。。。
ナットで仮止めしたら反対側に金属ボールを入れます。

こちらにも12個ネ
両面に12個ずつの金属ボールを入れたあと、7mmナットと10mmナットで固定して終了。このあと玉当たり調整をして組み上げます。ハブと同様に7mmと10mmの位置を微調整し、固すぎず,緩すぎない軽く回る位置を見つけましょう。
最後にグリスを全体に塗って元に戻して終了です。お疲れ様でした(^^)
次回は使ったアイテム,使用したケミカル関係を紹介していきます。切りが良いのでここらで一度切ります(笑)
次回へつづく!
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それもそのはず。シマノのペダルはメンテナンスフリーで高性能を維持し続けてくれます。
LOOKやTIMEのペダルは若干耐久性が低い代わりにペダル軸のベアリングが良く、くるくると回転してくれるようです。回転があまり良くないのはシマノ製のお約束でしょうかね…。
「回転が渋いから」ということではなくて、今回メンテナンスフリーなのにオーバーホールをやったのはちゃんとした理由があるんです。
それは…?
GTR4号,KEBEL号と2代に渡って使っているペダル『PD-A600』
・ペダル軸の汚れがなんとも気になる(^_^;)
PD-A800をクランクに固定するネジをグリスアップしようと思ったところ黒くなったグリスがはみ出していることに気づきました。
とても見た目は汚らしくてさすがに放置というわけにはいかなくなりました(^_^;)
うへ~黒ずんでいる~(*_*)
き、きたない。ペダル内部に塗り込めてあるグリスが劣化して軸周辺からはみ出してきています(^_^;)本来であればただのグリスアップで終了の予定でしたが、ペダル全体のオーバーホールを実施することにしたわけです。いやはや大変だぞぉ~(・_・;)
・ペダルのオーバーホール
現在使用中のペダルはロード用SPDの『PD-A600』(アルテグラグレード)です。MTB用SPDと違い、片面のみのキャッチ機構で"点"というよりは"面"で踏んでいる感じがします。
もっともSPD-SLやLOOK Keoに比べるとガタがありますので、少なからずこれらよりはパワーロスをしているのではないでしょうか…。
さて、ペダルの分解方法ですがPD-A600での方法を紹介していきます。今回挙げるペダル以外は分解方法が異なると思いますのでご注意くださいね。
おそらくPD-A600と同じ軸の構造をしているPD-6700-Cも同様の分解方法でOKのような気がします。が、オーバーホールは自己責任でお願いします(^_^;)
まずは軸を抜くためにロックナットを外す必要があります。
↑これ
調べてみるとどうやら17mmスパナが必要だそうですが、当然持ち合わせていませんのでモンキーレンチでやっちゃいます(笑)
ちなみに右ペダルは逆ネジ,左ペダルは正ネジになってますので注意しましょう。モンキーレンチでロックナットを挟んでペダルをひねるとだんだんと緩んできます。最初に2,3回転は軽く、その後渋くなります(^_^;)さらにくるくる回し続けるとようやく軸を外すことができますよ~(^^)
ある程度回せば素手でもできます
軸とペダルに分解したらお次は軸を完全に分解します。いや~ドキドキ(笑)
軸を分解していきます
軸のベアリングは2個のナット(7mmと10mm?)によって固定されておりこいつを取り外す必要があります。
自転車工具入れには5mmのスパナしかないので例によって今回もモンキーレンチで強引にやります(^_^;)
こんな感じに固定して一気に(笑)
軸がくるくる回転しないようにアーレンキー(8mm)を差し込んで固定し、7mmナットに合わせてモンキーレンチで挟みひねるようにしてナットを緩めます。7mmナットを取り外したら同様の手順で10mmも取り外します。
2つのナットを外すと、シマノのハブでおなじみの球体の金属が出てきます。。。
12個あります
ボールはもう片面にもあります。
黒ずんだグリスにまみれて登場
分解するとこれだけのパーツになります
球体の金属は片面12個,両面24個あります。小さな玉なので紛失しないように気をつけましょう。小さすぎて代用品を用意するにはかなり困難と思われます。
上下合わせて24個
ここまで分解したあとはクリーニングをしてもとの状態に戻すだけです。
これの内部も黒ずんだグリスがたっぷり(*_*)
さてさて各パーツ類がキレイになったら難関な玉当たり調整ありの組立作業です。
まずは金属ボールがはまっていた円柱から始めて行きましょう。
これに片側12個の金属をくっつけていきます
この円柱にグリスをたっぷり塗ってその上に金属ボールを載せていく感じです。グリスはおなじみのDURA-ACEグリスを使いました(^^)
やはりコレです(^^)
たっぷり塗って~
グリスにはいろいろな種類があるのでDURAグリスが正解ということはありません。ただ、金属ボールを"固定"するために粘性が高めのグリスが最適と思われます。あまり粘度が低いグリスだとボールを保持できずポロポロ落ちてしまうので、ある程度粘度があるグリスを使うのが良いと思います。いろいろ試してみてください(^^)
この時、裏面(ボールを入れるところ)にもグリスをあらかじめ塗布しておくと後々の作業がラクになります。
12個グリスの上に敷き詰めます
ボールをグリスを塗った円柱に載せる際にピンセットを使っても良いですが、今回はグリスを塗った時に使った綿棒を再利用しました。くっつきますし(^^)
軸を差し込みながら10mmナットで固定しましょう
ナットで固定するときにあらかじめナットで金属ボールにフタをし、その後に軸を差し込んでひっくり返して手で回し入れる方が良いでしょう。
仮止め程度で。。。
ナットで仮止めしたら反対側に金属ボールを入れます。
こちらにも12個ネ
両面に12個ずつの金属ボールを入れたあと、7mmナットと10mmナットで固定して終了。このあと玉当たり調整をして組み上げます。ハブと同様に7mmと10mmの位置を微調整し、固すぎず,緩すぎない軽く回る位置を見つけましょう。
最後にグリスを全体に塗って元に戻して終了です。お疲れ様でした(^^)
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2013-03-09 06:00
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コメント(4)






をを~!ペダルのメンテ、凄く参考になりました!
私も挑戦してみます!
しかしベアリングちっちゃくて大変そう!
by うにょん (2013-03-09 19:42)
@うにょんさん
初めてペダルをオーバーホールしましたが思ったより簡単でした(^^)
金属ボールの紛失に注意が必要ですけどね~。なくしたあとがかなり大変そうなので(^_^;)
by taka (2013-03-09 20:58)
記事を参考にさせていただいて私もちょうどオーバーホールをやってみました.
ホコリ侵入防止のゴムブッシュ(?)の位置が??でしたが,なんとなく元の場所に戻しておきました.
by smak (2013-09-19 00:36)
@smakさん
実は自分も分解していて
「あれ?このパーツはどこに入るんだっけ?」
とド忘れしてしまって焦っていたのですが、写真を見返してなんとか解決しました(笑)
SPEEDPLAYより断然難しいシマノのペダルです。グリスを入れ替えるだけでもの凄く回転が良くなったのは嬉しいですね(^^)
by taka (2013-10-05 20:39)